たまあん誕生ものがたり



今から約20年前、博多の薬院という所に美容室を営んでいる二人の姉妹がいました。朝から晩まで楽しそうにチョキチョキ、モミモミしている姉、その姿を見て妹も「私もやる!」と、お客様の笑顔が見たくて一生懸命働いていました。 「本当に体にいいもの、うれしい、楽しい、気持ちいいもの」を世界中飛び回って探す姉が好きでいつも真似っこの妹。妹もチョキチョキ、モミモミで忙しく頑張っていました。
 そして十数年が経ったある時、いつもの忙しいチョキチョキ、モミモミの合間に決まって妹がパクパク、モグモグしているのに姉が気づきます。「いつもパクパク、モグモグ・・・」「あっ!またパクパクしよる!」。そう、いつもパクパク、モグモグしていたのは、どらやきだったのです。来る日も来る日も「○○えもんかよ!」というくらいに合間にパクパクモグモグ・・・。食べ物にも体にいいものを追求してしまう姉はそんな妹を見て「そんなに食べて大丈夫とー?」。ヨシ!じゃあ安心して食べられるどらやきを私が作っちゃる!!と、ある日美容室に作って持ってきました。それを食べた妹は「うわっ!これおいしー!今まで食べたどらやきの中で一番おいしいー!」と大喜び。そんな妹の喜ぶ笑顔を見て、「じゃあ、もっと笑顔の人を増やそう!」とどらやき屋さんを開くことに決めました。
 体にいい物をいつも追求している姉は、もちろん材料にもこだわり、地元の材料をたくさん使って妹の納得するどらやきを作り上げました。「わーい、これで体に悪いとか気にせんで毎日食べられる!嬉しいー!!」と妹。「でも、あんこをもっと食べたいな・・・」これ以上あんこを入れると生地からはみ出てしまいます。そこで姉が「あっ!生地をネコちゃんみたいにするとあんこがたっぷり入る!」「おっ!本当だー!かわいいー!!」ネコ好きの姉妹はいつも近所をうろうろしている地域ネコの「たまちゃん」の顔にピーン!!!「たまちゃんの顔のどらやきにしよう!」。さらにお店の名前も「たまちゃん」と「あんこ」で「たまあん」に決めました。


さあいよいよどらやき屋さんのスタートです。
しかし、「たまあんは誰が運営すると???」毎日チョキチョキ、ペタペタ、クルクル、モミモミしている姉妹にそんな暇はありません。。。
実はもう一人このどらやきを食べて大いに感動していた人物がいました。
姉の旦那の現たまあん店主です。本当に本当に感動しました。「こんなにおいしいどらやきがあるなんて・・・。僕がたまあんをやる!おいしい笑顔の人を増やすけん!」とそれから一から十まで一生懸命どらやき作りの修業の日々。。。そうしてようやく2013年5月22日「たまあん」がスタートしました。 現在も、もっともっとおいしい笑顔を増やすぞーー!と日々精進奮闘中です。